わかれない
衿沢世衣子の『シンプル ノット ローファー』を買って読んだ。
作者の事も作品の事も全く知らなかったのだが、本屋で出合った時に、何かキタ。
で、実際に読んでみて、改めて、何かキタ。
何がキタのかは、自分でもよくわからん。
けど、何かキタ。
個性的なんだけど、すごく素直な感じの絵柄に、何かキタ。
とてつもなくすごいことが起こるわけじゃないけど、退屈もしない日常に、何かキタ。
俺は女子校に通ったことがないから、実際のところはよくわからんのだけど。
少なくとも、俺が実際に関わってきた生身の女に対する感情って、何かウザイ。
女一人でも十分すぎる程ウザイのだが、群れれば群れる程、更にウザさ倍増でゲンナリ。
だから、俺は基本的に、生身の女は嫌いだ。
でも、この漫画は女子校が舞台で、男なんて申し訳程度にしか出てこない程、女だらけ。
なのに、何故だか全然ウザくない。
むしろ、何だか清々しいくらい。
そして、根拠はないけど、嘘くさく感じない。
少なくとも俺は、女子校って、こんなだったらいいなぁ、と思った。
現実なんか、知ったこっちゃないけど、こんな理想の世界が、きっと何処かにあってもいい。
出てくる女の子は、みんなかわいい。
特に俺は、ナカジがかわいいと思う。
アホな子程かわいいものだ。
ナカジが男だったら、一緒に立ちションしながら何処まで行けるか競走してくれるような気がするから。
時々こういう漫画に出合えるものだから、それでも俺は生きててよかったなぁ、と思う。
……ただ、未だに「ガーデン」の内容だけは、理解出来てない。
今のところ、何度読み返しても、わからない。
でも、とりあえず、わかれるようになるまで、読んでみようと思う。
わかれなかったら、それはそれで、別にいいや、とも思うから。
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