そんなに嫌なら、投げつけてくれ。
釣銭を渡す店員が、なんとしても、この俺の汚らしい手に触れないようにと、中空から小銭を捨てるように俺の掌に放つんだ。
綺麗な、綺麗な、店員様から見れば、きっと、犬畜生のひり出した糞尿よりも、もっと、もっと、汚らしく見えるのであろう、この俺の掌からこぼれ落ちる小銭。
床に落ちた小銭を、卑しく拾い集める、キチガイの俺を、冷めた瞳で蔑み見下ろすんだぜ。
素晴らしいな、この世界は。
なんて美しいんだろう、この世界は。
接客業なんてこの世から消えて無くなってしまえばいいのにな。
コンビニ、スーパー、本屋に服やに飲食店。
僕が四次元に繋がるポケットを持っていたのなら、全て燃やし尽くしてあげられるのになぁ。
ああ、僕に人が殺せる勇気がなくて、よかった、よかった。
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