それ、求められているのかしら……?
先週発売のゲーム、欲しいのばかりで、どれを買うべきか、かなり、迷った。
昔だったら、ちょっとでも欲しいと思ったものは、問答無用で全部買ってたけど、最近は、歳とったせいかおかげか、少しは冷静になってきてるみたいで。
全部遊ぶほどの時間も無いし、お金だってそんなにはないし。
で、迷った挙句、PS3版の『鉄拳6』を買った。
……正直、久し振りに、後悔した。
つまらなくはない。
けど、称賛できるほど、面白くもない。
絵はキレイだし、動きもイイ。
普通に、3D対戦格闘ゲームとしては、悪くない。
俺が『鉄拳』シリーズを好きなのは、わかり易くて、爽快感のある、対戦格闘部分と、クリア後のご褒美である、各キャラクターのバカバカしいムービーの内容だ。
キャラ毎に、かなりムラはあるが、概ね、どーでもいい感じの、気の抜け具合が好きだった。
なのに、今回の『鉄拳6』は、各キャラのムービーを見る為には、ファイナルファイト風のスクロールアクションゲームのモードをクリアする必要がある。
このモード自体は、確かPS版の『鉄拳3』あたりから収録されていたと思うけど、当時から、俺は、このモードが嫌いだ。
このモード、大抵、大勢の敵に囲まれる状況になるのだけど、無双系のゲームみたいに、複数の敵をまとめて始末できるようなことはあまりなく、基本的に一体ずつ、チマチマと相手をしていくことになり、爽快感に乏しく、ストレスばかりが大量に蓄積されていく。
で、苦労の末に見せられるムービーの殆どが、シリアスな状況のものばかり。
俺が好きだった『鉄拳』って、こんなんじゃなかったはずなんだけど……。
『鉄拳』ユーザーから集めたアンケート結果が、シリアスなストーリーを求めている人が大半という結果だったのか?
『鉄拳』にシリアスなストーリーなんて求めてない俺は、極々少数派のキチガイユーザーなのかしら?
とにかく、少なくとも、俺は、遊べば遊ぶほど、ストレスで嫌な気分になる、最低最悪のモードだと思う。
“やりたい”じゃなくて“やらなくちゃいけない”モードなんて、無い方がマシだ。
シリアスな『鉄拳』を求めているユーザーの方が過半数であるならば、仕方のないことなのかもしれないが、そうじゃなければ、単に製作者の自己満足でしかないってことになるけど、実際は、どうなんだろう?
来年発売予定のPSP版『鉄拳6』で、今回収録されなかった、ラースとアリサのストーリーモードが追加されるらしい。
……商売としては、それが正しいんだろうけどさ、納得は出来るわけがないよな、色々。
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